みんな残業していると、帰りづらいですよね。
空気を読むことに慣れている私たちは、他人からどう思われているか気になってしまいます。仕事が終わっても、付き合い残業で帰れないことも。
そこで、この記事を読むことで、定時で帰るキャラになり、仕事ができる人になります。
この記事の内容
- 残業しないで帰り続けるメンタルが鍛えられる
- 残業命令を無視できる正当な理由
- 定時で終わらせる仕事術
この記事の信頼性は、
私自身が嫌われることを恐れて残業していた職場を経験。そこから転職して、残業「0」でも職場のリーダーになれた実体験から記事を書いています。
それでは、深掘りしていきましょう!!
残業しない人が嫌われる理由
半数近くの人が定時で帰れていない状況です。
仕事量が多くて残業している人が評価される
見た目は、仕事が多くて残業している人が「仕事ができる人」だと思ったことありませんか!?
仕事量が多い理由を深掘りすると、
- 単価の低い仕事ばかりで、大量に仕事をしないと利益が出ない
- 社員が減少している
- 受注が増加
- 無駄な会議や書類作成が多い
- 上司が無能
昔、テレビCMで「24時間戦えますか」という栄養ドリンクが流行りました。このような考えが、DNAのように受け継がれている企業も多いのでしょう。
そのため残業しない人を、
- やる気がない
- 仕事をサボっている
- 協調性がない
と思われてしまうのです。
みなし残業(固定残業)制度で残業が当たり前の職場
みなし残業とは、企業側が従業員に対してサブスクリプション(定額制)を導入して残業してもらう制度です。
みなし残業が認められる条件
1 . 基本給と残業代が区別されている(※一緒に書かれていても、注意書きで書かれている)
2 . 固定する残業時間と金額が明記されている(※口頭ではダメ)
3 . 決められた残業時間を超えた場合、追加で支払う義務がある。
固定残業代4万円 / 月30時間を含む
会社は、残業を当たり前のように押し付けてきます。
私も営業手当として毎月5万円支給されていました。
毎日遅くまで残業し、休日も隠れて出勤。
しかし、固定残業代を超えた分の残業代を申請する人は誰もいなくて、やり方も教えてくれなかったのです。
時給で計算したら事務職の方が給料が高いそうですね。
でも、固定残業より少ない時間で帰れたら得しませんか!?
そもそも残業が少ない職場は、制度を導入しません。
残業がする繁忙期には、フレックスタイムや変形労働制度で調整しているのです。
付き合い残業で帰れない
みんな残業しているからという理由だけで無駄に会社に残ってしまう。そして残業していることが「頑張っている」と評価する人が多いので定時で上がれないのです。
逆に残業しない人が多数派の職場は、
「なんで残業なんかするの!?」
全く残業の捉え方が違います。
私は残業が当たり前の職場と、定時で上がれる職場を経験しています。下記の実体験から、参考にしてみてください。
【実体験】嫌われることを恐れて残業していた末路
自分の時間を、会社に捧げた3年間
平日の時間は、全て会社のために。
上司や同僚が残業をやっているのに、とても帰れる雰囲気ではなかった。そして残業するほど仕事が、どんどん湧いてくるのです。
結局私は、精神的に潰れてしまい退職。
仕事以外何も経験していなかったので、趣味もスキルも彼女いない。仕事を辞めたら何も残っていなかったのです。
今思うと、何を恐れていたのか。
一つの企業で骨を埋めることがなくなった時代に、職場から嫌われることを恐れる必要はありません。それより、残業して自分の時間を奪われていることを恐れるべきです。
残業から解放された実体験
私も鬼残業していた営業職から、残業がない職場に転職しました。
残業から解放された実体験は、
- 平日スケージュールに仕事以外の予定を組める
- 精神的ストレスの軽減
- いろんなことに挑戦する意欲が湧く
こんなメリットがあるのです。
私は残業がない会社を探すとき、転職エージェントを利用しました。
転職エージェントとは、転職アドバイザーのプロが求職者(あなた)と面談することで適正やスキルを確認します。
アドバイザーは、採用する企業側とも関係ができているので、企業が求めている人材がわかっています。なので、あなたに紹介する企業は高確率でマッチする可能性が高いのです。
また、転職エージェントを利用することで広告に掲載していない非公開な求人や、特別な職種まで幅広く企業を知ることができます。
オススメ転職エージェント5選
複数登録する理由
- 各エージェントが独占している求人や非公開求人を紹介してもらえる
- 自分に合うキャリアアドバイザーが見つかる
- 専門知識のアドバイスに特化したエージェントや、職務履歴書の書き方に特化しているエージェントなど知識に偏りがなくなる
無料で登録できるので、気軽にまずは相談してみましょう。
参考記事 : [おすすめ転職サイト/エージェント]転職4回で本当にやりたいことが見つかった。
残業しない人になれるメンタルの持ち方と仕事術
「仕事ができる定時キャラ」をつくる
以前の職場で、みんな残業をしているのに「サクッ」と定時で帰る人がいました。
トラブルや失敗が少なく、特に問題を抱えていない人だったので定時で帰れていたのです。
反対に、仕事ができない人が定時で上がったら「イラッと」しますよね。なので「仕事ができない人の特徴」に当てはまっていなければ、定時で上がっても嫌われません。
そこで、みんなが思う仕事ができない人の特徴は以下の通りです。
この項目をやらなければ、職場から嫌われる可能性が低くなります。なので、定時で帰っても仕事ができるから許されるのです。
残業できない正当な理由がある
会社は残業命令を出しても、本人に正当な理由があれば残業させてはいけません。
例えば、
- 家族が病気で、介護しなければならない(要介護認定を受けている)
- 育児(子供の年齢が3歳未満、どうしても育児が必要な状況)
- 自分の体調不良
介護や育児がない人であれば、
体調不良の理由で定時で帰りましょう!!
ここで引き止めにあった場合は、会社に問題があります。残業を強制させられた証拠を持って、労働基準監督署へ相談してください。
残業してられない予定を入れる
断わる勇気がない方は、強制的に帰らざる得ない状況に追い込んでみましょう。
絶対帰らなければいけないので、嫌われることを気にする必要がなくなります。
例えば、
- 恋人とデートの予定を入れる
- 爆音のアラームが自宅で鳴る
- 副業のミーティングを入れる
これらの予定を入れると、必要ない仕事は断れるようになり、人に頼むことに躊躇(ちゅうちょ)しなくなります。
気づくと夕方には、仕事が終わっていることでしょう。
自分の価値観から仕事を断捨離する
私も以前の職場は、上司より先に帰れる雰囲気ではありませんでした。しかし会社のために遅くまで残業しているのに、仕事の評価は低かった。
普段の業務の延長で残業をやっても評価は上がらない。なぜなら、平社員が遅くまで残業していても、出世していない職場を経験したからです。
なので仕事の断捨離をして、残業しなくても成果が出るよう仕事を見直してみましょう!!
ポイント
- 自分の価値観を決める
- 仕事に優先順位をつける
- 仕事を断捨離する
1. 自分の価値観を決める
価値観とは、
- 自分の好きなこと
- 大切にしたいこと
- 将来のためにやっておきたいこと
自分の価値観がわかってきたら、仕事とプライベートの時間のバランスを考えます。
「仕事で絶対出世したい!!」
という人は、プライベートの時間も上司と一緒に仕事をしているでしょう。しかし、プライベートを充実させて経験したことのない自分の趣味を見つけたいのであれば、仕事よりプライベートを優先すべきです。
このように自分の価値観を決めることで、仕事に対する迷いが消えて自分の行動に自信が持てるようになります。
2.仕事に優先順位をつける
自分の価値観が決まったら、下記のマトリックスを使用して、仕事に優先順位をつけていきましょう!!
結論は、
「2番」を増やし「4番」の仕事をやめることです。
「2番」は将来自分が達成したい目標や、会社の利益に大きく影響を与えることです。
例えば、
- スキルアップのための勉強
- 小さく始める副業
- 家族との時間
- 大口顧客の獲得
- 新製品の研究や開発
大事だとわかっているのですが、後回しになってしまいます。なぜなら、目の前の仕事量が多すぎて、重要なことが見えなくなっているからです。
なので「2番」の時間を確保するために、仕事を見直す必要があるのです。
時間を確保するには、「4番」の多くの時間を使うのに、会社や自分の利益にならないことは「やらない」でください。
3.仕事を断捨離する
マトリックスの表の「4番」の時間はかかるのに成果が出ない仕事を断捨離していきましょう。
例えば、
- 雑用
- 平日の飲み会
- 無駄な報連相
私の仕事も、意味のない雑用ばかりでした。
しかし、無駄な仕事はやらないと決めてから精神的ストレスと、時間に余裕ができたのです。
ここで仕事を断捨離しないと、自分の時間はどんどん奪われていきます。なので断り方を工夫して、勇気を出して一つ断ってみましょう!!
仕事を断るには、
- 仕事を頂いたことに、感謝する
- 仕事を断る理由を伝える
- 代替え案を伝える(他にできる方を紹介するなど)
- 謝罪と今後の対応
仕事を断ることができたら、今やっている仕事を見直してみましょう。なんとなく繰り返している作業も見直せば時間の節約になります。
例えば、
- いつも書いている文章はテンプレ化
- デスクを整理整頓して探しのもを減らす
- いつもの雑談を短く切り上げる
ここまで出来たら、自分の時間できて成果も上がっていることでしょう。
自分の集中力が失われる環境(ディストラクター)を知る
人によって、集中できる環境は違います。人がいない環境が集中できたり、
- 電話の音
- 車の騒音
- 人が目の前を通る気配
すべての音が集中力をなくすわけではありません。
机の向きを変えてみたり、働く場所を変えてみるなど自分が集中できる環境を探してみましょう。
出世に興味なければ、定時で帰るべき
出世したい人であれば、
上司の機嫌を気にする必要があります。
しかし出世に興味がなければ、上司の評価や職場の人間関係も気にする必要はありません。
会社が36協定を結んでいるなら、月に45時間まで残業させていいことになっています。なので、残業命令を無視して帰ってしまうと、職場放棄でペナルティーを食らってしまうので注意しましょう。
「時は金なり」時間の大切さを再認識する
残業してくれる人は、「都合のいい使えるヤツ」だと思われていたら、腹が立ちますよね。
しかし会社は、残業を当たり前だと思っている。そして会社の利益になるなら、あなたの大切な時間を奪おうとしているのです。
私たちは、会社や職場に嫌われないよう残業していますが、あなたの大切な時間は戻ってきません。残業代より、遥かに大事な時間を奪われているのです。
【まとめ】残業しない人が嫌われるのはおかしい
いかがでしたか。
残業して自分の時間を奪われ、仕事以外に楽しみがない人生を送るより、定時で帰りつづけて職場から孤立させられた方がマシです。
私も嫌われることを恐れて3年間定時で帰れなかった自分にとても後悔しています。
なので、皆さんの貴重な時間が増えること、より良い職場環境になることを心より応援しております。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。