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よくある仕事の悩み 仕事を継続したい

現実は怒られやすい人でも出世する。【結論】出世意欲が強い人が上司を上機嫌にするだけだった。

2021年10月9日

私は上場企業に勤めていた頃、

昇進している上司は、支店長に会議室へ呼ばれることが多かった。

 

「なんで支店長から詰められているのに、出世できたんだ??」

と思っていました。

 

しかし自分が上司の立場になってみるとよく分かります。

 

上司が部下を出世させたいと思わせるには、3つの要素が必要だったのです。

  • 上司との接触回数が多い
  • 怒られても、出世する意欲が半端じゃない
  • 上司を上機嫌にする方法を知っている

それでは、怒られやすい人が出世する理由から、本題へ入りましょう!!



怒られやすい人が出世する5つの理由

米AT&T社が数十年にもよる調査を行った結果、スキルやリーダーの素質がある以前に、驚くべき事実がわかりました。

社内で出世した人は、「出世したいという気持ちが強かった人」だったのです。

出典 : 相原 孝夫『出世の哲学』2017 クロスメデイア・パブリッシング

 

出世する気持ちがあるか、ないかだけで出世するか決まってしまうのです。当たり前ですが、出世したくないと思って仕事していれば当然、出世しません。

 

では、なぜ怒られる人が出世しやすい職場が存在するのか解説していきます。

  • 怒られているようで、上司にイジられている
  • 怒られても、最後までやり抜く姿勢が認められる
  • 本気で怒られて、仕事に目覚める
  • 自分の欠点が強制される
  • 部下の成長のために、厳しく指導している

怒られているようで、上司にイジられている

本気で怒られるのではなく、部下をイジっている時が、上司との関係がすごく良い状態です。

例えば、

仕事で悩んでいる人
このままだと、仕事終わらないっすよー
お前が、昨日から準備してなかったからだろ!?
ゴリ上司
仕事で悩んでいる人
手伝ってくださいよー
お前、俺のこと独身だから暇だと思ってるだろ!?
ゴリ上司
仕事で悩んでいる人
そんなことないですよ(笑)

 

周りからは、怒られているようにも見えますが、突っ込んでいる上司は機嫌が良いことがわかりますよね。仕事でのイジりとは、上司をネタにして小バカにすることではなく、上司と突っ込んだ話しができているということです。

 

上司はイジりたいと思っていませんが、部下がイジられるように上手くコミュニケーションを取っているのです。

怒られても、最後までやり抜く姿勢が認められる

仕事は、納期に間に合わせることが最優先。途中で仕事を放棄してしまったら、重要な仕事は、頼まれなくなりますね。たとえ上司に怒られても、最後まで諦めないでやり抜く人が出世を勝ち取っています。

本気で怒られて、仕事に目覚める

 

上司に本気で怒られて、突然仕事に目覚める人がいます。

 

剣道で例えると、

 

今までは竹刀(しない)で戦っていたのが、上司から真剣を渡されて「これで戦え」と言われて目覚めるのです。

 

私も新入社員の頃は、自信がなくて出世なんて興味ない派でした。そんな学生気分のぬるま湯から、いきなり戦場に立たされて上司から怒られた時は、仕事に目覚めることができました。

自分の欠点が強制される

怒られている状態は、自分の欠点を指摘されていることになります。なので、怒られた時に自分は何がダメだったのか反省できる人が出世に近づくのです。

部下の成長のために厳しく指導している

上司は普段から仕事が忙しいので、部下に注意する時は、その場で怒りますよね。しかし会議室に呼び出されて、怒られている人いませんか??

 

呼び出された人は、出世する可能性があるのです。上司は部下を呼び出す手間と、会議室の確保する時間を使って、部下に仕事ができるようになって欲しいと思っています。

 

そんな熱い上司に、部下はついて行きたいと思うようになり仕事にもやる気が出てくるのです。

 

出世できない人の特徴

  • 上司が嫌う言葉を使っている
  • 上司が嫌う行動をしている
  • 怒られて職場から孤立している
  • 結果を外的要因にしている

上司が嫌う言葉を使っている

マイナビニュースで300人から「部下のイラつく言葉」についてアンケートをしています。

1位 「これってやる意味あります?」

2位 「私には無理です、できません」

3位 「めんどくさい」

参照 : マイナビニュース「前の上司が良かった」

この言葉をまとめると、意欲がない部下は嫌われる傾向があります。上司からパワハラされていて、言い返すためなら効果ありますが、普段の仕事では、使わないようにしましょう。

 

上司が嫌う行動をしている

エン転職さんが約1万人に、「部下に対して困ったこと」についてランキングで発表しています。

1位 言い訳が多い

2位 報告・連絡・相談を怠る

3位 上司からの指示待ち

参照 : エン転職「上司と部下」について

仕事に対する消極的な行動が、一番上司を困らせるのです。

 

私も経験がありますが、部下から報告や相談がないと、上司は不安になります。

 

仕事が上司よりできないのが普通なので、仕事ができる人に相談しない部下は、仕事にやる気がないと思われてしまうのです。

怒られて職場から孤立している

孤立してしまうと、優秀でも仕事ができない人でも出世は難しくなります。

 

なぜなら

  • 上に押し上げてくれる人が周囲にいない
  • 協力してくれる仲間がいないと、仕事満足度が下がる
  • そもそも仕事は、周囲と協力して大きな成果を出すところ

 

私は「仕事を覚える前に、周囲と関係をつくれ!!」と教わりました。職場の人間関係を良くすれば、情報や手伝ってくれる人が集まってくるのです。

結果を外的要因にしている

帰属理論を提唱したハイダーという心理学者が、外的要因と内的要因の2つのタイプで分けられると説明しております。

 

 

 

一方、内的要因の人は、自分に原因を求める傾向があります。

 

怒られても、内的要因として自分の責任だと認めることが出世には重要です。逆に自分を責め過ぎると自信を無くし、メンタルが壊れます。

 

出世する人は、外的要因とのバランスを取って安定して仕事することができるのです。

怒られやすい人が出世する3つの要素

 

怒られやすい人が出世するためには、3つの要素が必須です。

  • 怒られても、出世意欲を持ち続ける
  • 上司を上機嫌にさせる
  • 単純接触効果を使う

では、それぞれ解説していきますね。

怒られても、出世意欲を持ち続ける

有名な会社が長年にわたって調査した結果、出世するための最低条件は「出世したいと思うこと」でしたよね。

そこで、次の表を見てください。

参照 : 産業能率大学(2019年度 新入社員の会社生活調査)より筆者が作成

 

地位に関心がない人は、飛び抜けて優秀でない限り出世できません。なので出世したいと思い続けるだけで、ライバルが4割以上いなくなるのです。

 

私はスピリチュアルは信じていませんが、出世に関してはマネジメント能力や仕事が人並みでも、「願えば叶う」が現実になるのです。

上司を上機嫌にさせる

 

いくら仕事ができたとしても、上司を不機嫌にさせる人は出世できません。逆に仕事が普通でも上司を上機嫌にさせることが上手であれば出世します。

 

そこで、上司が上機嫌になる3つの方法をお伝えします。

  •  お世辞で褒める
  • 上司が致命的なミスをしたら、上司以外の責任にする
  • 上司が気になっていることを、自分も気にする

それぞれ解説していきますね。

 

お世辞で褒める

仕事で悩んでいる人
上司って、仕事も趣味もプロ級にスゴイっすね!!
ゴリ上司
そ、そうかな。

 

お世辞を言われて、怒られる人はいないでしょう。あまり人を褒めない人がお世辞を言うと効果があります。

 

仕事で悩んでいる人
でも上司に「こいつ、お世辞なんかで機嫌を取ろうとしてるな」って思われたどうするんですか!?」

 

その通りで、お世辞が行き過ぎると、逆効果にもなります。

 

なので、お世辞を言った後に、上司の反応を見てください。機嫌が変わらないのであれば、お世辞が通用しない状態なので次の行動に移りましょう。

 

上司が致命的なミスをしても、上司以外の責任にする

親はいつも、子供の味方。

なので子供は親を絶大に信頼していますよね。

この心理を、上司にも使うことができるのです。

 

仕事で悩んでいる人
「黒」でも「白」と言えってことですか!?

さすがに、犯罪行為やパワハラ行為をしている上司は信頼できません。そもそも、そんな職場で出世しても残りの人生が積んでしまいます。

 

泥臭い方法ですが、上司と同じ船にのることが出世への第一歩になることは、間違いありません。

 

上司が気になっていることを、自分も気にする

「きっと上司は、これが気になっているだろう」と推測するのは残念ながら外れる可能性の方が高い。

なので、上司に直接聞いてみるといいでしょう。

仕事で悩んでいる人
今の一番の課題は何ですか??

自分の仕事の方向性も、上司の課題に合わせて行きたいので

ゴリ上司
やっぱ俺は、これまでにない画期的なサービスを世の中に出したいと思っている。(今まで、これを聞いてくる部下はいなかった。俺も良い部下を持ったな。)

このように、上司が考えていることを自分の悩みのように一緒に考えてくれる部下には絶大な信頼を得ることができるのです。

単純接触効果を使う

この言葉は、広告宣伝に使われますよね。

 

単純接触効果とは

CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。

参照 : フリー百科事典 ウィキペディア

 

顔も知らない他人の写真を、何度も見せられてしまうと好感に変わることが、実験で証明されています。

 

なので、他の人より多く上司の視界に入りましょう。ただ視界に入っても、うざがられて逆効果なので、行動で目立つようにしてください。

  • 社内行事に参加する
  • 会議では積極的に発言する
  • 上司への報連相を徹底して接触回数を増やす

 

これにより上司の記憶には、あなたが強く印象に残っているはずです。

 

出世しても幸せになれない職場環境

 

  • 無能な経営者で、会社が衰退している
  • 怒鳴ることでマネジメントしている会社
  • 上司が信用できない

【実体験】無能な経営者で、会社が衰退している

苦労して出世しても、会社が衰退していたら、意味ないですよね。

 

会社の規模は小さいですが、私の実体験をお伝えさせてください。私が勤めていた、会社(社員数8名)では、優秀レベルでした。(中小企業だと普通レベルですよ)

 

そこでは、売上1位を連続して獲得していました。(皆さんの実績に比べれば、大したことありませんよ)

 

しかし、お客さんの数は増えて、配送手配や注文の電話が殺到してキャパオーバー。社内は忙しいのに社長は、仕事中にゴルフの練習をしていたのです。

 

大企業の電力会社から仕事を安定して受注していたので、「うちの会社は、何も変える必要がない」と言っているようなものでした。

 

30年間、田舎に競合他社が進出してこないことが、無能な経営者になった原因になっていたのです。

 

「こんな会社のために働いてられない」

 

私は、都会へ転職して良かったと心から思います。

 

ダメな経営者によって潰されてしまう前に、転職することも視野に入れましょう。

 

 

 

 

怒鳴ることでマネジメントをしている会社

「なんで、こんなこともできなんだ!!」

「あれやっとけ!!」

怒鳴ることでしか、人を動かせない組織は衰退していきます。

なぜなら怒鳴ることで、部下の対応は、

  • 黙って思考停止になる
  • 嘘の情報を適当に集めて、早急に上司を説得させる

この2択に絞られてしまいます。

これでは戦略に必要な情報がないため、同業他社に勝てなくなってしまうのです。

 

そもそも上司が信用できない

出世するために上司に気を使わないといけないのに、上司が信用できなかったら仕事が辛くなってしまいます。

 

上司が異動してくれるのを待つか、転職して信頼できる上司を探す方法しかありません。

 

転職して信頼できる上司を探す方法は、転職エージェントが一般的です。

 

転職エージェントは、転職アドバイザーのプロが求職者(あなた)と面談することで適正やスキルを確認します。

 

アドバイザーは、採用する企業側とも関係ができているので、企業が求めている人材がわかっています。なので、あなたに紹介する企業は高確率でマッチする可能性が高いのです。

 

また、転職エージェントを利用することで広告に掲載していない非公開な求人や、特別な職種まで幅広く企業を知ることができます。

 

ゴリ上司
この中から2社以上は登録しておくんだ。
みきこ
なぜですか??

複数登録する理由

  • 各エージェントが独占している求人や非公開求人を紹介してもらえる
  • 自分に合うキャリアアドバイザーが見つかる
  • 専門知識のアドバイスに特化したエージェントや、職務履歴書の書き方に特化しているエージェントなど知識に偏りがなくなる

 

無料で登録できるので、気軽にまずは相談してみましょう。

 

転職しないで、上司が異動するまで待つのなら、以下の記事を参考にしてみてください。

【まとめ】怒られやすい人が出世する

いかがでしたか。

怒られやすい人でも出世する理由は、

  • そもそも出世意欲が強い
  • 怒られやすい人は、上司と接触回数が多い
  • 上司を上機嫌にするのが上手い

今、怒られている人はチャンスです!!

怒られない人は、上司から見放されているかプライドが高すぎて怒りにくい人だからです。

 

これから、職場ではいろんなことを経験すると思いますが、この記事で皆さんの職場環境が少しでも改善されたら、幸いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

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