体力を使う仕事はキツくて痩せてしまうと思っていませんか!?
しかし実際に現場で仕事している人は、太っている人が多い。
私の職場では、真夏でクーラーが設置できない職場で、ガンガン動き回っても疲れない人が多いのです。
慣れて最小限の力で仕事ができることもありますが、体力を使う仕事は精神的にも楽な仕事が多いからです。
この記事の内容は、
- 体力を使う仕事でも楽に仕事ができる秘訣
- 体力を使う仕事13選
それでは深掘りしていきましょう。
目次
体力仕事をする前にやっておくべきこと
怪我に注意する
指先を怪我しただけでも、仕事に支障が出てしまいます。
私も体力仕事をしていると何度も怪我をしたことがあります。
- 扉に指を挟んで、骨にヒビが入った
- カッターを使う作業でバランスを崩し、自分の指を切る(2針縫う)
- 重たい荷物を下ろす時に、机に当たって肋骨にヒビが入った
全て、私の不注意で怪我をしています。
この経験から、怪我をするときには必ず前兆があります。
注意ポイント
- 寝不足
- 今までやったことがない仕事
- 時間に焦っている
- 一回で仕事を終わらせようと無理をする
生産数に追われたり、助け合う環境がなければ、怪我につながってしまうのです。
なので作業をする前に必ず、怪我をするポイントを事前に予測することが大切です。
筋トレする
筋トレの目的は、
仕事を楽にするためです。
筋トレをしていると、体を使う時にとても楽になり、仕事終わりの疲労感が全く違います。
そして、仕事した後に筋トレする人がいないので、他の人と差別化にされるのです。
楽に仕事をするあなたを見て「仕事ができる人」と思うでしょう。
マッチョにならなくても、軽く筋トレするだけで大丈夫ですよ。
仕事を覚える前にネットワークを作る
仕事を覚えることに必死になって、大事な人間関係の構築に時間をかけない人が多い。
周りからのサポートがないと、体力があっても精神的にキツくなってしまいます。
そこで、職場で働く時に必要な4つの支援があります。
参照 : KADOKAWA 中原 淳 小林 祐児『働くみんなの必須講義 転職学 人生が豊かになる科学的キャリア行動とは』より抜粋
それぞれ解説していきますね。
セーフティネット支援
プライベートや雑談をする相手がいることで、安心感を得られることができる環境です。
体力を使う仕事はコミュニケーションが苦手な人もいます。
なので気が合いそうな相手を見つけて、自分から雑談をすることが大切です。
ネットワーク支援
ネットワーク支援とは、誰がどんな仕事ができるのかを教えてもらえる環境です。
それぞれ得意分野があるので、一番仕事が上手な人に教えてもらえれば、成長が早いですよね。
なので、職場を理解している人物を探し、仲良くなることがポイントです。
フィードバック支援
自分の仕事内容を振り返り、どのようなことが自分に足りないのか教えてもらう環境です。
このフィードバック支援がないと、自分の仕事に自信が持てなくなったり、成果が出ない方向へ全力で向かってしまうことになります。
フィードバック支援は、自分から積極的に「どんなとろを直した方がいいですか!?」と素直に聞くことがポイントです。
メンタリング支援
仕事を教えてもらえる環境です。
体力を使う仕事は「何も教えなくても体で覚えろ!!」と放任する職場が多い。
しかし、やり方が間違っていると時間も体力も無くなってしまいます。
そこで仕事を教えてもらうためには、教えたくなる人になる必要があります。
まずは、仕事を教えたくない人の特徴は以下の通りです。
参照 : doda転職1ヶ月「職場に溶け込む」ためにしたい5つのこと
実際に私の勤務先に、あいさつが暗くて無口な方が入社してきました。
優しい方でしたが、職場に馴染むことができず退職してしまったのです。
では、職場に馴染む人の特徴はどんな人か見ていきましょう。
参照 : doda転職1ヶ月「職場に溶け込む」ためにしたい5つのこと
教えたくなる人の特徴は「明るい笑顔で自分から話しかける」ことです。
簡単に思えますが、知らない環境に飛び込んで笑顔で話しかけられない人の方が多いです。
最初は大変ですが、是非試して見てくださいね。
会社は、精神的なケアまでしてくれません。
なので、自分から明るい笑顔で話しかけ、4つの支援を獲得する必要があるのです。
仕事を覚えることも大切ですが、まずは4つの支援の整備を最優先でやってください。
自分の強みを知る
そもそも体力のある仕事が自分に合っているか、わからないですよね。
職場や自分の性格によって合わない環境があるからです
そこで自己分析をすることで、入社後のギャップを小さくすることができます。
自己分析するには、dodaのキャリアキャリアタイプ診断をオススメします。
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世界的に有名な「insight」の著者ターシャ・ユーリックはこのように言っています。
自己認識に欠けた社員の方が自身のキャリアに満足しないだけでなく、
生き詰まったとき、自分がこの先どうしていこうか見極めるのに苦労する傾向がある。
引用元 : 英治出版 著者ターシャ・ユーリック『insight』2019年7月3日 18ページから引用
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体力が必要な仕事13選
- 保育士、幼稚園教論
- 塗装業
- 農業
- 溶接作業員
- 引越し
- 建設業
- 解体作業
- 看板屋
- 美容師
- 漁師
- 造船業
- 造園業
- スポーツトレーナー
それぞれ詳しく解説していきますね。
保育士、幼稚園教論
保育士や幼稚園の先生は、活発な子供を何人も面倒を見るので体力が必要です。
さらに大切な子供をお預かりする仕事なので、コミュニケーション能力も必要になります。
※ 横にスクロールできます →→
保育園 | 幼稚園 | |
免許 | 保育士資格 | 幼稚園教論 |
休園日 | 指定なし | 夏・冬休み |
先生1人に対して子供の数 | 0歳(3人)
1,2歳(6人) 3歳(20人) 4,5歳(30人) |
1クラス(35人) |
給料(月収) | 23万8千円 | 24万円 |
特徴 | 保育園以外でも働くことができる | 長期の休みが取れる |
給料の参照 : 厚生労働省(賃金構造基本統計調査)
私も娘を幼稚園に預けているのですが、保育士や幼稚園の先生はやりがいを感じて仕事をしています。
子供の素直な気持ちが、先生の素敵な笑顔に変わっているのですね。
塗装業
塗装業でも主に、建築系塗装と工業系塗装があります。
建築系の塗装は、
- 塗料が周囲に飛び散らないために養生をする作業
- 刷毛やローラーでの塗装作業
- 養生を剥がす作業
基本的に外で作業するので、体力が必要です。
特に大変なのが、
夏場に工場の屋根を塗装する作業です。日差しから逃げられないので、過酷な現場になります。
それ以外の現場は、時間帯によって、日陰になっている部分を塗装していきます。
工業系の塗装は、鉄骨や部品を塗装します。
溶剤を取り扱う作業なので、夏でも冬でも換気が必要。
鉄骨を塗装する場合は、同じ姿勢で何時間も作業するので、体力が必要です。
農業
農業は畑など農作物の周辺を動き回るので、体力が必要です。
農業はいろんな種類があるので自分が興味ある農業を選ぶことができます。
下記の表は、農業の種類と月間の農業所得をまとめた表になります。
上位の農業は稼げますが、初期費用が高額で簡単に始められないことがデメリットです。
反対に収入が低い農業は、畑ができる土地があれば簡単に始めることができます。
農業を始める時のポイントは、近所(隣の畑)付き合いが大切です。
- 他の農業仲間から新鮮な野菜が手に入る
- 災害でも、みんなで畑を守ることができる
- 農業を無償で教えてくれる
このように農業する場合は、地元の協力が必ず必要になります。(サラリーマンの人間関係よりは精神的ストレスはありません。)
お金が必要なのでは!?
ビニールハウスの設備や農機具などの準備金が必要です。
そんな人のために「就農支援制度」を活用できる地域も増えてきました。
自治体によって年齢制限や募集期間が決まっているので、自分が住みたい町に問い合わせて確認しましょう。
溶接作業員
塗装業と同じように、溶接作業は粉塵(ふんじん)が発生するので作業場は、常に換気が必要です。
溶接でも手のひらサイズの部品を扱っている職場は、座って作業できるので体力は必要ありません。
しかし、大型の部材を溶接する場合、部材の周辺を動き回るので体力が必要です。
引越し
引越し業者には、3種類の仕事があります。
- 荷物の持ち運び
- ルート営業
- 梱包作業
荷物の持ち運びは、体力を使います。
太ると仕事に支障が出るので、健康的な体を維持したい方や仲間と協力して作業することが好きな方にはオススメです。
営業は飛び込み営業ではなく、見積もりの問い合せがあったお客様へ訪問します。
会社によって細かなオプションが違いますが、競合他社との差別化が難しい業界でもあります。
営業は給料が良い反面、体力と精神面もタフでなければ続かないので注意してくださいね。
その他にも、梱包作業があります。
こちらは女性が作業することが多いので、体力がない女性でも働ける仕事です。
私も引っ越しをする時に、オプションで梱包作業を依頼しました。
アクセサリーや化粧品、割れ物など、細かい荷物をまとめてくれるので助かりました。
建設業
建設業の現場は、体力を使います。
現場によって作業が違いますし、工事の内容も様々。なので体力は使いますが、飽きにくい職業です。
しかし建設業でも、舗装工事の職種はオススメしません。
舗装工事とは、新しく道路を舗装したり劣化した道路を修復する作業になります。
短期的には稼げますが、夏場は本当にキツイので注意してください。
私の地元の友人も、建設業の道路会社に勤務しています。
夏に地元に帰ると、真っ黒に日焼けしてマッチョになっていたのです。(楽しそうに仕事していましたが。)
解体作業
解体作業は、重機で解体します。
解体した後に出たゴミの分別が、体力を使います。
- ゴミでもリサイクルできる物を業者に引き取ってもらう
- 廃材などが崩れないように置き方を考える
- チームで連携して効率よく解体していく
このように解体の仕事は、単純作業ではないのです。
そして今後、解体の需要は増えていく可能性があります。
なぜなら、人口減少で地方の空き家が多くなり、家を解体して新しく建築物ができるからです。
看板屋
看板の仕事は、樹脂で作る大型のマスコットや、3Dプリンターで作る立体文字など、技術が身につく仕事なのでオススメです。
看板の設置に体力を使います。
看板の設置には、土台となる柱が必要だからです。
土台となる柱を立てるには、地面を掘って鉄骨を埋めてコンクリートを流す土木作業があります。
美容師
友人も美容師で店長として頑張っています。
友人とは飲み仲間でしたが、美容師になってから、飲み会に誘っても忙しくて来れない日が多かった。
ですが、お客さんの綺麗になった姿が見れることや、お客さんと話すことが好きなので、苦にならないと言っていました。
漁師
漁師は体力が必要な仕事です。
網を引き上げるときや、魚が入ったカゴを持ち上げるときなど筋力も必要になります。
私も漁師町で育ちましたが、おじさんでも20代に負けない立派な筋肉がついている人が多かった。
そして漁師は、
体力だけではく知識も必要です。
- 気象の読み方
- 海域のルール
- 遭難や救助の非常事態の知識
体力があれば漁師になるのは簡単です。しかし、天候などの影響で収穫量が安定しません。
なので多くの漁師さんは、副業(民泊、養殖など)をやりながら収入を安定させている方が多いのです。
造船業
漁師は船がなければ仕事ができないので、造船業は絶対必要な職業です。
大型のコンテナ船やタンカーなどを造船する大手の企業から、小型船舶やジェットスキー用を造船する中小企業まであります。
中小企業の造船業は、木の枠に樹脂を流し込み、手作業で船を作っていきます。
一方、大型船舶は、一枚の板を貼り合わせて溶接します。
どちらの作業も、塗装や研磨作業して船の周りを動き回るので、体力が必要な仕事です。
造園業
造園業の仕事の内容は、
- 庭の植木を手入れする剪定(せんてい)
- 大手工場内や一般道路の除草や伐採
- 高層ビルのガーデニングの手入れ
- 公園や施設の樹木の配置 など
伐採や剪定(せんてい)の仕事は、草木が伸びる夏の時期が忙しくなります。
その他、大手企業になると緑化にしたい施設の図面作成など幅広い仕事があります。
スポーツトレーナー
スポーツトレーナーとは、スポーツ選手の強さを引き上げたり、体力の維持管理を指導する仕事です。
選手の筋肉の動きや癖を理解し、どのように身体を動かせば能力が一番発揮できるかを研究することがポイントになります。
ストレングストレーナーになるためには、資格は必要ありませんが民間資格を取ると選手との信頼関係に役立つと思います。
- NSCA認定パーソナルトレーナー「NSCA-CPT」
- MSPAパーソナルトレーナー認定コース「NSPA-CPT」
- 公認トレーニング指導士
- 日本スポーツ協会公認「スポーツプログラマー」
- JATI認定トレーニング指導士「JATI-ATI」
スポーツトレーナーの主な働く場所は、
- プロスポーツチームに所属
- 選手と個人契約してフリーランス
- 高校生や大学生の専任コーチ
プロ野球選手が引退して監督になるように、選手とのコネや自分の実績の方が信頼につながります。
資格をたくさん持っていても選手から信頼されなかったら、契約解除になるからです。
プロ選手の契約更新が難しいように、トレーナーも選ばれなければ厳しい世界になっているのです。
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まとめ
いかがでしたか。
体力を使う仕事は、オフィスビルで働くような仕事ではありません。
しかし体力を使う仕事で働く人は、オフィスで働く人に負けないぐらい明るく輝いています。
私もIT関係や役所の仕事に憧れた時期はありましたが、体力を使う仕事でよかったと思っています。
皆さんのご活躍を応援しております。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。