出世できないとわかったら、ご機嫌な社員になれ!!【出世するチャンスを自分でつくる方法】

出世できないとわかったら、将来が急激に不安になりますよね。

しかし不安のままだと、仕事に集中できません。そこで、この記事を読むことで、これからの方向性が見えてきます。

 

 

同期が100人いた会社に勤めていました。

 

競争が激しかったので、イエスマンになり会社が言われたことは120%仕事したつもりでした。

 

しかし評価されているどころか、怒られる毎日。

「このままだと、出世できない」

精神的に辛くなっていきました。

 

結局私は、出世を諦め転職。

 

「出世するよりは、ご機嫌な平社員を続けよう」と決心しました。そして転職した会社で、役職を手に入れることができたのです。

 

この経験から、この記事で出世できないと思った時のリアルな行動を、お伝えしたいと思います。

自分が原因で出世できない場合

他人や環境の責任にしないで、自分に原因があると考える人は出世します。たとえ、他の原因で出世できなかったとしても、これからのキャリアは安泰です。

 

それでは、自分の何が原因なのか深掘りしていきましょう!!

上司との関係が上手くいっていない

 

上司との関係が上手くいっていないと、上に推薦してくれる味方がいなくなるので出世できなくなります。

 

そこで、上司を困らせないようにすれば、関係が悪くなることはありませんよね。

 

エン転職さんが約1万人に、「部下に対して困ったこと」をランキングで発表しています。

参照 : エン転職「上司と部下」について

仕事に対する消極的な行動が、一番上司を困らせていました。

 

私も経験がありますが、この項目が2つ以上あると温厚な上司でもイラッとします。

 

仕事が上司よりできないのが普通なので、仕事ができる人に相談しない部下は、仕事にやる気がないと思われてしまうのです。

 

 

パワハラしてきたり、怒ることでマネジメントする上司は信頼できません。そんな上司からは距離を置きましょう。

 

自分の周りに、出世に興味ない人がたくさんいる

たとえ、あなたが仕事ができる人でも、仕事ができない人と一緒にいると「できない人」になる可能性があります。

 

心理学では、ミラーニューロンの法則があります。この心理は、近くで仕事している行動を、無意識に真似してしまう恐ろしい心理です。

 

そこで、次の表を見てください。

 

参照 : 産業能率大学(2019年度 新入社員の会社生活調査)より筆者が作成

 

いかがですか??

一緒に仕事している人は、出世に興味ありますか??

 

地位に関心がない人がこれだけ多いのであれば、その人達と同じ行動や考えになっている可能性があるのです。

重要な仕事を断ってしまった

会社から優秀な人材として評価されていましたが、管理職の人から仕事を頼まれた時、

 

「それは、できません。」

 

と断ったことが原因で、出世の話がなくなることが実際にあります。

 

断った本人の事情はよく分かります。

 

昇進より今の環境を崩したくない人は、重要な仕事でも断りますよね。そこで断っても、自分の意見を尊重してくれる会社であれば、出世のチャンスはあるでしょう。

 

ですが、たった一回断っただけで出世コースから外す会社もあります。

後輩と関わりがない

 

会社は、部下をマネジメントする能力を見ています。なぜなら部下を育てることが一番大変で、会社にとって今後の運命を左右する重要な仕事だからです。

 

なので、部下がいない時から後輩とコミュニケーションをとっている人物は、影響力のある人だと評価されます。

 

そこで、後輩と関わりない人は

と不安になってしまうのです。

会社が原因で出世できない場合

ポストが埋まっている

管理職がたくさんいた時代ありました。

私が勤めていた大企業では、

この3人必要ですか!?

営業から帰ってくると、管理職の人がズラッと並んでいるんです。

 

しかし今の時代、余分な管理職を雇える余裕のある会社は少なってきています。

経験している部署が少ない

営業職しか経験していないと、昇進試験や出世のタイミングを逃したら出世できない可能性があります。

 

しかし、いろんな部署を経験していると、経験があるだけで出世候補に選ばれることがあるのです。

 

なので、部署が一つしかなかったり、部署移動ができない会社は、出世のチャンスがそもそも少ない。

もう一度、出世を目指すには

出世するメリットを腑に落とす

給料が上がる

心理学の研究結果では、年収800万円までは幸福度は上昇し続けてことがわかっています。

 

なので下の表(労働者の平均月収)からも、収入だけで考えると幸福度は上昇していきます。

 

役職	男性	女性
部長級	66万6,800円	61万5,800円
課長級	53万2,000円	47万5,600円
係長級	40万5,400円	35万1,500円
非役職者	31万4,000円	26万100円

参照 : 厚生労働省(令和元年 賃金構造基本統計調査)

 

反対に平社員でも年収800万円ある人は、出世に魅力を感じないとも言えるでしょう。

 

仕事の成果が認められると、仕事のやりがいがUPする

 

エンジャパンさんが9,000人に仕事のやりがいについてアンケートをされております。

 

参照 : エンジャパン ユーザーアンケート調査から筆者が作成

 

会社に仕事の成果が認められるから、出世します。仕事の成果の報酬として、肩書きと給料を得られることは、やりがいに繋がっていたのです。

家族、親戚、友人からの承認欲求が満たされる

同窓会の時や親戚の集まりで必ず聞かれることがあります。

「仕事は、順調か!?」

その時に、

と立場が上になると、噂は広まります。

 

都会では、あまり気にならない人が多いようですが、田舎に住んでいた私は、父親が信用金庫の支店長でした。息子の私まで優秀にみられていたようです。

 

このように出世すると、地域の行事や同窓会に顔を出しやすくなるのです。

今の会社で出世する方法

 

出世するメリットに共感する人なら、出世を目指しましょう!!

出世するには、まず以下の3点が必要です。

それぞれ解説していきますね。

 

上司との関係を見直す

上司との関係は、出世に大きく響きます。

なぜなら上司との関係が悪ければ、地方に左遷されたり重要な仕事をさせてもらえないからです。

 

そこで、上司との関係を深めるには、以下の3点を意識しましょう。

 

この項目ができていれば、仕事が人並みでも出世候補になります。詳しくは、以下の記事で説明していますのでご参考にしてください。

 

出世意欲を持ち、評価を上げる

 

米AT&T社が数十年にもよる調査を行った結果、スキルやリーダーの素質がある以前に、驚くべき事実がわかりました。

社内で出世した人は、「出世したいという気持ちが強かった人」だったのです。

出典 : 相原 孝夫『出世の哲学』2017 クロスメデイア・パブリッシング

 

試合で「勝ちたい!!」と思わなければ負ける。

 

まずは「出世したい」と強く思うことで出世するための行動が見えてくるのです。(スピリチュアルの要素入ってますが、、)

部署を異動して出世のチャンスを増やす

同期より出世が遅れていても、出世のチャンスは十分にあります。むしろ早く出世した人ほど、終息して係長止まりの人もたくさんいました。

 

なので今の業務で問題なく仕事できているのなら、違う部署に異動願いを出してみましょう。

 

いきなり異動届けを出しても受理されないので、自分の希望している部署へのアピールを上司にしておきましょう。

転職して、出世できそうな会社を選ぶ

人が不足している会社では、転職しやすく出世もしやすいですよね。なので、人手不足の企業のデータを見て興味ありそうな業界があれば、求人票をチェックしてみましょう。

 

2021年に人手不足が深刻している業界は以下の通りです。

 

スキルや経験がなくても、

「君に来てくれて、嬉しいよ。」

という企業が多いでしょう。

 

この業界に転職するには、転職エージェント活用が必須になります。

 

転職エージェントは、転職アドバイザーのプロが求職者(あなた)と面談することで適正やスキルを確認します。

 

アドバイザーは、採用する企業側とも関係ができているので、企業が求めている人材がわかっています。

なので、あなたに紹介する企業は高確率でマッチする可能性が高いのです。

 

下記の記事から一緒に転職活動をはじめてみましょう。

 

 

 

 

いまの会社で出世できないとわかった時の選択肢

会社には貢献する気持ちがあれば、自分の居場所をつくることができます。そして出世を諦めても上機嫌な平社員を目指すことが、プライベートも仕事も上手くいくと考えます。

 

そこで以下の4つの項目を確認していきましょう!!

出世するデメリット

PR TIMESさんがアンケート調査を行っています。出世した人は、給料は上がりますが悩みの種類が増えることがわかります。

参照 : PR TIMES(中管理職がつらいと思う瞬間ランキング)

このデメリットをまとめると

 

人間関係が複雑になる

今までは、地位に妬む人や媚を売る人は少なかったでしょう。しかし同じように出世したい人が媚びってきたり、派閥争いに巻き込まれるなど人間関係が複雑になります。

 

管理職としても発言プレッシャーになり、何もできなくなる管理職が増えているのです。

 

仕事が忙しくなる

会社によって基準は違いますが管理職になると、労働基準法が適用されない項目があります。

それは、

どんなに忙しくて残業や休日出勤しても、管理職なので支給されない会社が多い。たとえ給料は上がっても、自由な時間を奪われてしまったら何のために働いているのか。

 

さらに自分が何時間働いているのか分からなくなり、気づいたら管理職になる前の時給の方が良かったケース(管理職あるある)がよくあるのです。

 

部下の指導が辛い

自分の仕事もたくさんあるのに、部下の教育も管理職の仕事です。私にも部下がいますが、こんなことで苦労しました。

出世したくない若者が増え、仕事に対して意欲的ではない部下を動かすことは、重労働と同じぐらいキツイ仕事だと言えるでしょう。

【体験談】出世と無関係だけど幸せな人達

私が過去に出会った3人は、平社員のおじさんだけど、なぜか会社で生き生きしている。

この3人に共通することは、みんながやりたくても出来ないことを、自分が極めて発信していることでした。

それでは紹介しますね。

 

ゴルフ大好きおじさん

新入社員の私と仕事内容が同じなのに、かなり年上のおじさんがいました。でも、職場の人からは「○○ちゃん」と親しみやすいあだ名で呼ばれたんです。

 

年下の上司ばかりで、肩身が狭い思いをされているのかと勝手に思っていたのですが、むしろ生き生きしていました。

 

なぜなら、毎回行われるゴルフで良いスコアを出しまくり、ゴルフのコツをみんなにアドバイスを嬉しそうに話していたからです。

 

私が勤めていた医療業界は、接待ゴルフが当たり前。なのでゴルフおじさんは出世しなくても、周囲から必要な存在になっていたのです。

一発芸が面白いおじさん

一芸を持っているだけで、職場が明るくなる。

 

いつも仕事が忙しく、社内はギスギスしている時、ありますよね。そこでいきなり「宇宙戦艦ヤマト」を歌うのです!!

 

なんかだか笑えてきて、忙しいながらも心に余裕ができたことを覚えています。

 

その他にも、いきなり小ボケをかまして、あえてミスをします。それは、ミスできない緊張状態から解放させるためだったのです。

 

後輩からいじられることもありますが、職場のことを自分なりに考えている人は、愛されるキャラにることがわかりました。

 

BBQと女性が大好きなアクティブおじさん

BBQの道具を自前で持ってきて、美味しい料理を振る舞ってくれる、BBQが大好きなおじさんがいました。

 

仕事は普通なのですが、BBQの腕はプロ級なんです。

 

男同士が楽しそうに、BBQおじさんと「女性について」語っていました。

出世は諦めても、社内では優位なポジションを確立する

管理職としてマネジメントするより、現場で技術職(スペシャリスト)を目指すこともできます。

 

管理職と同じように、技術試験が設定されていたり、会社で指定された資格を取ることで、スペシャリストとして働くことができます。

 

出世を諦めても働く意欲があるので、職場でも居場所を確保できるのです。

副業をやりながらスキルを上げる

今の部署で出世できないのであれば、副業をやってスキルを上げ、市場価値を高めておきましょう。

 

なぜなら、

 

会社が副業禁止でも、自分で確定申告を行えばバレることはありません。(収入が20万円以下の場合は、市役所へ行って住民税を自分で払うことが必要)

 

副業を始めるなら、在宅でできるクラウドワークスのサービスを使用することをオススメします。なぜなら、仕事の案件が日本トップクラスなので、仕事を選ぶことができるからです。

 

• CrowdWorks（クラウドワークス)

 

 

仕事内容の例は、

このように、パソコン1台でいろんな働き方ができるんです。

 

 

安心してください。

 

「お仕事相談所」というサービスが設定されており初心者の方でも、CrowdWorks（クラウドワークス）で仕事しているがアドバイスを受けられるのです。

 

提案とプロフィールにしっかりPRできれば、受注できますので挑戦してみてください。

 

＼  無料で登録できます ／

 

【まとめ】出世に全集中する必要はない

出世できないと思っても戦う土俵を変えたり、自分を意識を変えるだけで出世の道は開ける可能性があります。

 

たとえ出世を諦めても、人生終わりなんてことはありません。出世とはオマケみたいなもので、チャンスがあれば乗っかればいいのです。

 

要するに、無理して出世する必要はないということです。

 

皆さんの人生がより豊になりますよう、心から応援しております。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。